一体どうしてこんな事に…

「生きることは、問答無用なのよ」

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柚葉智は「ゆめのおわり」を応援しています。
月姫二次創作小説「ゆめのおわり」は、薫青原さんのWebサイトRomantic Syndromeにて絶賛連載中。
[Romantic Syndrome]

2002-02-01(Fri)

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最近、他人様の日記に反応するのを忘れがち。日記そのものも忘れがちですが。ちまちまと反応。

- 最後までやれば納得できるですか。なるほど。おもしろそうだし末莉たんろりろりーだしやってみようかな。私は、主人公は必ずしもプレイヤである必要はないんですけど、だったら選択肢をもってくる必然性がないというか、どっちを選んでも行動の帰結が同じというのは、なんか違うなぁ、という気がするのです。感情移入とかそういう話ではなく、ゲームに対する接し方、スタンスなのかもしれません。とりあえずチェック。

- 「なゆき」の発音。まゆお姉ちゃんごんぞさんが「下上上」で、せいるさんが「上下下」。むぅ、関西イントネーション説はやぱーり違うかのう。してみると、音声の演出をしたスタッフ(の好み)による? ううむ。

まあ好みの問題っちゃあ、そうなんですけど。それだけで終わり、というのもなんだか不実な気がするので、あえて言葉にしてみようかと。結果として、おれが柚子を苦手に思うのは多分に第一印象の悪さに負うところが大きい、というのがわかったので、おれとしては有用でした。まる。「好みからハズれると、マイナス要素が目に付」く、というのは納得。ホームランか空振三振か、というやつですな(←そうか?)。

- (追記)おおう、ぽかぽか萌えの御仁がここにっ。恋は苦手ですか。せいるさんもそうだし、どうも恋と柚子は排他的らしい(←母数少なすぎです)。

煽られたわけじゃないが、未スをファンブックを買いに(別にそれだけが目的じゃないけど)日本橋へ。とらのあなでは、未スを複製原画展をやっていた……わーっ、未見のイベント絵を見せるなっ。まあ、未プレイなのが悪いんですが。

- 表紙をためつすがめつ眺めてニヤスカする。中身が読めるのはいつになるやら。未プレイなのが悪いんですが。

発音の話。私は人名のあゆは「上下」ですが、魚の鮎は常に「下上」ですね。む、これ(鮎)こそ関西のイントネーションか?

2002-02-02(Sat)

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スパロボGGのサイト、しばらく更新がとまっていたのでチェックを忘れていたのだが、久々に見たら独自ドメインに移転していた。うわぉ。

2002-02-03(Sun) KtF

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吸血鬼でヘルシングといえば、ブラム・ストーカーの有名な『吸血鬼ドラキュラ』に出てくるエイブラハム・ヴァン・ヘルシング教授じゃないでしょか。

両方とも日本のバンドなあたり、実は本人たちも狙ってたりして(笑)。

先日、日本橋へいったのは「家族計画(D.O.)」を探すためでもあったのだが、中古で売ってればラッキー、程度にぼーと見ていたのだが、hermitさんのこの記述を読んで、がぜん興味がわいてきて、新品でもいいから買っておけばよかったと思う。

- 具体的には末莉たんはろりろりにしてろりにあらず「他の家族の行く末」。7人の相互扶助プロジェクトからふたりが抜け駆けすることになるんだよな、形としては。たぶん。主人公の性格ともあいまって、おもしろくなりそう。\

- いやまあ、末莉たんも小さからぬ理由ですが。パーカーが可愛いじゃないか。

ようやっと未スを再開。悠歌さんエンド: first contact。ふむ。コンパクトな恋愛譚。これで、よかったのだろか。驚くくらい平凡なラブストーリーだ。あるいは、物語がおれのキャパシティを超えてしまって、そのようにしか感じられないんだろうか?

- それにしても椎奈との最初のデート(河原でタニシを拾うの)は、いいシーンだ。まだ式子と霞が残ってるけど、きっと未スをで1、2を争う名場面だと思う。
「そんなにええシーン? ふつうに会話してるだけやん」
「シーン自体がいいわけじゃない。おれが読んだから、名シーンになったんだ」
「それは、客観的な価値として?」
「いいや。ただ、おれが読んだということは重要だと思う」
「アンタにとっては、ってこと?」
「たぶん、ゲームにとっても。あのシーンを読むことで、おれは『未スを』というゲームにとって意味ある存在になれたと思う」
「消費者からプレイヤになった、ってこと?」
「そうかもしれないし、ただの言葉遊びかもしれない」
椎奈の言葉は幼い。が、幼いのは言葉だけだ。その目が見ている世界は、幼くない。おれは、幼い目で世界を見て、老獪な言葉で語る。その言葉は、椎奈の成熟した目にはどう映るのだろう。式子の言葉はひたすらに怖いが、椎奈のそれは怖くない。だが、もしあれらの言葉を椎奈ではなく式子が語ったとしたら、おれは未スをのCDを叩き割っていただろう。恐怖か、あるいは怒りで。

2002-02-05(Tue)

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頭がおかしくなったので、手元にあるレイ・ブラッドベリ作品のリストを作る。8割がた入力した時点で、ブラッドベリほどの作家なら既に誰かが(より完璧な形で)作っているだろうということに思い至る(←遅すぎ)が、めげずに完成。リストといっても挙げられている対象は、おれの持ってる本のみで、きわめて不完全なものだし、需要はないだろうけど、せっかくだから公開するぜ。まあブラッドベリの本を読んでて、この話は別の人が誰か訳してなかったかな、どの本だっけ、と気になったときに使ってくだちぃ。というか、その用途にしか使えません。

- で、おれの不完全なリストよりも素晴しい著作リストなどがあるサイト。 まだ入手してない本がいくつかあるなぁ……

2002-02-06(Wed) KtF

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未スを終了。言いたいことはいっぱいある。だが、構造主義や文化記号論の側面にかかずらうことなくこの物語を読んだとしたら、どうなるだろう。おれはそれでも語る言葉を持ちうるだろうか。これは、レヴィ=ストロースやソシュールの話じゃない。式子や椎奈たちの、物語だ。次に思ったのは、進化テーマのSF--幼年期の終わり、神への長い道、など--との対比で読んでみよう、ということ。だが、慧子はオーバーロードじゃないし、霞もイーライン・メビウスではない。未スをは、未スをでしかない。

- だからおれは、黙って読もう。おれに必要なのは語ることではない。ひとり物語のみに、おれを託そう。具体的には萌えとセンス・オブ・ワンダーに(苦笑)。

- 詩は美しい。それは、詩が我々に伝える何かが美しいからなのか、それとも詩それ自体が美しいのか? きっとその両方だ。詩人に賛美を、恋人たちに祝福を、そして、未来にキスを、おれは贈ろう。

2002-02-07(Thu) KtF

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もし世界が100人の村だとしたら、99人はインセストで残り1人は精神錯乱だ。どの世界の話かは知らんけど。

未スを。なんとかかんとかいいながら、ひとこと言わずにはいられないおれに萎え。

- 式子エンド:prosaic bliss。式子は最後まで式子だった、やっぱり。式子の混乱したポエムひとつひとつは、気持ちいい。おれのペダントな部分をちくちくちくちくと刺激してくる。が、ストーリーそれ自体はそうじゃない。平凡なのだな、一言でいえば。

- 式子にとって、恋愛は余談でしかない。告白に至った、余談。だから、あのとき、ふりかえって、あなたが好き、と言ったあの瞬間、式子の物語は終わったのだと思う。あとは帳尻あわせでしかないのだろう。きっと恋愛は、いかに告白に至るかの歴程なんだと思う。だから、式子にとって、あそこで感情を明文化することは、「世界の定式化」だった。あのとき、式子の好きという感情は、カッコつきの「好き」になったのだと思う。式子にはそれで終わりだった。いや、それで終われたら、式子は幸福だっただろう。しかし人生は続き、物語は終わらない。ふたりの愛を確認したその瞬間、オーケストラと共に緞帳がおりる、あるいはページがめくられて作者後書きがはじまる、なんて、そんなことはないのだ。式子は物語ではなく、生を生きているのだから。式子はその余談を処理しきれなかった。というか、そもそも余談があるとさえ思ってなかったのじゃなかろうか。だから式子はとまどう。式子にとって「恋人」とは、世間一般に了解されている事項のひとつでしかない。それは缶切りを使って缶詰を開けるようなものだ。式子は缶詰の中身ではなく、缶詰と缶切りにばかり目を奪われていたのかもしれない。そうして、開けてでてきた中身にとまどってしまう。わたしは缶詰を開けたかったのじゃない、缶切りを使いたかっただけ。そんな風に言い訳してしまうのかもしれない。だから「わたしと彼」という関係、だなどという、泣きたくなるほど陳腐な言葉に身を落ちつけてしまったのかもしれない。式子は。

- ふと、式子というエクリチュール、という表現を思いつく。式子は自分自身を書く。式子の存在は、式子のエクリチュールだ。そうして、自分自身を規定する仕方で、彼女は世界に触れていく。

- 魂は永遠だ。なぜなら、魂は自分の消滅を対自的に認識しないから。その魂を持つ式子が現前する、それが「永遠の詩」なのかもしれない。the song remains the same(←ちがう)。未来とは何だろう。ふたりが見ているものは。

- 素直に書けば、式子シナリオは言葉のひとつひとつは、ポエムとして楽しめるけどそれ以上ではなかった。どうだろうねえ。いやはや。一日で考えるにはどうにも気が重いよ。

+ 霞エンド: caged quetzal。籠の中の鳥はいついつ出やる、か。甘々ラブストーリー。未スをは、ただの「いちゃいちゃごろごろ恋愛ゲーム」だったのですね。

+ GENESIS。昨日書いたとおり。感想を一言で言えば「あーあ(ため息)」。意味は各自考えよ。サン・テグジュペリは「愛とは、お互いを見つめあうことではなく、一緒に同じ方向を見ること」と書いた。康介と霞は互いに背を向ける。違いはあるけど、高低の差はない。

+ まとめ。未スをは良いです、たぶん。個々のストーリーはわりと平凡。GENESISが我々に提示した閉塞感だとか恋愛の最終形だとかはわりとどうでもいい。GENESISの、山ほどのハンバーグにかこまれた日常に、あの、寒々しいまでに愉快さを演出する日常に、耽溺できればいい。おれは、椎奈に駄目々々言われてたら、それで幸せです。駄目ー。

- 夜に書いたのを朝に読むと意味不明の極みだな……まあいいや。

書き忘れ。未スをのエンディングってどれも「永遠」がタームになってる気がする。ギャルゲー的というか、「そしてふたりはいつまでも幸せにくらしました」的なエンディング。なんだか、未スをに関しては無性に不安を覚えるのだが……

2002-02-08(Fri) KtF

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SKK辞書の追加提案用ページが設置された模様。試験中とのことなのでリンクはしない。やれやれ、やっとフィードバックできるかな。

- 辞書といえば例によって例のごとく未スを辞書 for SKK(misuwo_skk.txt,1619bytes)。人名のみですが。

未スをドラマCDを聴く。しええ。なんか、この解決は……一言で言えば「はい、おしまい」。未スをは、完膚なきまでに終わった(←日本語おかしい)。ところで元長センセイ、sense of wonderをセンス・オ・ワンダーと書くのはどうかと。
椎奈「また失敬なこと言うですねー」
椎奈「センス・オブ・ワンダーの最上級がセンス・オヴ・ワンダーじゃないですか」
椎奈「言うなれば、だいじょうぶとだいじょおヴの違い?」
たぶん違う。

- ファンブックも読む。悠歌さんの逆十字ネックレスはやっぱり意図的(?)に描かれてたのね。なんか、この手の作品はキャラの一挙一動、絵の小さなパーツひとつひとつに意味を勘繰ろうとしてしまうなぁ。

- さて、各地の日記を読まなくては……リンク集がまとまってれば嬉しいのだが、あるかな(他力本願)。(追記)やまぐうさんにみスをリンク by NOGさんを教えてもらいました。わーい、ありがとうございます > やまぐうさん、NOGさん

2002-02-09(Sat) KtF

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くきゅーとコキュートスは似ている。椎奈エンドのタイトルが`out of purgatory'なのはそれでだろうか(←ちがう)。

- 昨日教えてもらったみスをリンクからいろんな人の日記を読む。おもしれぇー。下手したらゲーム本編より他人の日記読んでるほうがおもしろいかもしれん(苦笑)。

- 語りたくなるというか、まあ、そうかもしれません。私は元長作品にかぎらず、無駄に語る癖*1はあるので、あまりアテにならないですが。元長氏の作品とは致命的な仕方で波長があってしまったので、ことさら語らずにいられない、というのもあります。

- あ、Sense Offの後には未スをが控えてますのでそのおつもりで;-) > ごんぞさん。未スをよりは、Sense Offの方が即効性はあると思うです。ところで現在Sense Offは読みなおし中。珠季シナリオで直弥が自分的にタイムリーなことを言ってくれてたので、ますます珠季に惚れた。未スをも後1回は読まないとな……
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*1 inputに対応するoutputとでも言いますか。作用と反作用というか、端的には摂取と排泄。もっとも、反作用としての私の語りは、すべて作品の縮小再生産というか劣化コピーというか、ありていに言って醜悪な模造品でしかないので、あまり読まれたものでもない。言うべきことはすべて作品で語られているのだから。おれには的確な解釈評論をできるほどの学はないし、傑作素晴しいッ! と絶叫するのも馬鹿らしい。おれは(jagarlさんのように)美しいものをひとり己のうちに留めて醸成させることができないので、語るしかできない。不器用ですから。

ああっ山崎ハコと中島みゆきを並べるなっ(いみふめ)。

各地の日記から一年戦争記。久々に興味をひかれたチェック物。
yzh中尉
 大西洋にてアッガイに搭乗。水中型ガンダム他、敵機4機撃墜。
 未帰還と記録されている。
むぅ、あと1機でエースだったのに。ところで乗るならドム・トローペンがいいな。0083のドムはかっこよい。

ところで先日、近くの中古ゲーム屋でフロレアールを発見したのですが、持ちあわせがなくて買わなかった(4.5kだった)のですが、やっぱりフロレアールもmust playなんでしょうか?

なんとなく用語集Sense Off未スをの項目を修正。さすがに前のはひどかったから。まあ敢えて詳細に書かなかった、というのもあるけど。

綾波使いさんの『金色語』解読(2002/02/09,06:01)。うわぉ。こういうのを読むとゾクゾクするね。

2002-02-10(Sun)

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takatakaさんの日記(02/09)を読んでるとレヴィナスを読みたくなってきた。ええと、レヴィナスは他者は私に還元できない、私と他者は主体と対象という関係で捉えられない、と言ったのだっけ……忘れた。

- てことで今日はレヴィナスを読む日にします。では、ごきげんよう。

変なポーズは、必殺技があまりに強力なので間違って出さないように、複雑な儀式的手続きを踏んでいるのです。と、スクールファイブでひかりさんが言ってた(のか)。

jagarlさんこばもすさんに背中を押されて「フロレアール 〜すきすきだいすき!〜」(13cm)買ってきました。残っててよかった。

文法というタームの適用範囲(syntaxとcontext)についてちょっと考える。「単語が結びついて文をなすときのきまり」が、普通にいうところの、つまりlogical syntaxとしての、いわゆる「文法」。だがcontextの意味で使うのはどうか。おれはcontextの意味で文法という語を使ったことはないなぁ。少なくとも、日本語で文法と文脈という語を置換可能な仕方で書いたことはない。狭義には文法とは、単語のむすびつきであるとか語形変化であるとか、すなわち単語のみにかかずらうものだが、広義での文法とは「体系的現象の記述一般」だろう。

- おれはしばしば「ギャルゲーの文法にそぐわない言い回し」というような表現を使うけど、これはlogical synataxの誤り(ex. あなたを、犯人です。ちなみに元ネタは月姫)を指すものでは当然ない。意図してるところは、文章にかぎらす、立ち絵の使い方や選択肢などの構造も含めて、雰囲気にあわない、異質な(つまり「ギャルゲーっぽくない」)モノを「文法にそぐわない」と言う、ということなのだけど。ギャルゲーにおける諸々の、了解され、前提され、期待される事どもがあるとして、それらの規則的・記号的な側面を「ギャルゲーの文法」と呼ぶ、のだろうか? それとも、単なるアナロジーとして使ってるんだろうか? アナロジーじゃあないとは思うのだが。

- 自分では文脈と文法は峻別してるつもりだが、どのような仕方でそうしてるかについては、実はあまりよくわかってないのかもしれない。いや、わかってないのでなく、言葉にしづらいのか。おれが「ギャルゲーの文法にそぐわない」と表現するときは、(どちらかいうと)瑣末なことに拘泥している気がする。なんだか文法と文脈をちゃんと違えているか、自信がなくなってきた。いや、ちゃんと使いわける自信はあるが、それを説明できない。感覚的に使いわけてるってことかね。うーむ。まあいいや。たぶん文法と文脈は狭義においても広義においても異なるものとして扱うべきだろう。文法という語をどれだけ拡大解釈しても文脈にはならないと思う。あるいは、そうしないほうが安全だと思う。そんなとこ。

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智(仮) <foxtail@ayuayu.to>

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Created: 1997/12/09, Updated: 2004/01/04