つれづれにっき
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保管してないのもいっぱいあるのは気にしない方向で。

2009年の野望・年間1000冊読んでみようはどうにかこうにか。
2010年はまったり読みます。ええ、まったりです。まったり。
分かりにくいと評判ですが↓が実はWeb拍手です。実は。ちなみに押しても特に見返りはありません。残念。
09/01/水 21:00/21:00/17:30/21:00/21:00
*
ライトノベル界隈としては、ラノサイ杯開催中ですが、いつものように投票はなしで。
結果だけ見て、読んでない辺りをざざっとさらう感じでいきます。
メジャーどころしか読んでいないので、あらためてどうこう、ではないのよなあ……
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『空色パンデミック 3』(本田誠)
それを病と呼ぶなら、誰もが罹患者。
セカイなんて共通の誤認識だ――ということで三巻。
二巻が一巻をうけていたように、三巻もまた二巻をうけて、さらに混迷を極める事態。
結局のところ、何が正しいかではなく、何を信じるか。
自分にしか見えないセカイで、それでも「君」を信じられるのか。
それは、後出しじゃんけんが公然とまかり通る世界で、それでも最初に「ぐー」を出し続ける物語だ。
誰が何と言おうと、己のルールはそこにあると信じ続ける物語だ。
いつかきっと現れる、同じタイミングで「ぐー」を出してくれる誰かに出会うために。
そしてそれこそが、君と僕とのセカイのハジマリ、なのだ。
*
『サクラダリセット 3 MEMORY in CHILDREN』(河野裕)
過去編。
前回が前回だっただけに、相麻菫がメイン……とみせかけて、その実態はケイでありハルキであり、そしてもちろん菫であり。
それぞれが出会わなければありえなかった今。
アンドロイドはどこにいるか――誰しもが不安をかかえながら、だからこそ変わり続けて今を生きる。
その嘆きも望みも喜びも、すべては君のもの。
能力を行使するのは、どこまでいっても「人間」だ。
*
『円環少女 12 真なる悪鬼』(長谷敏司)
この展開でなんでこのサブタイトル?、と思っていたら……なるほど。
「ひと」は遙かな昔から「ひと」であった。
真なる悪鬼――人間。
あれで終わるはずもないジモリーが、今一度ちゃぶ台をひっくり返すのか、なんだかんだで生き残っている全裸が全裸的意味以外で活躍するのか、コロッケ聖人はすべてが終わった後もなおコロッケ聖人なのか、ケイツは真人間になれるのか、せんせはもう社会復帰無理ですねとか、しかしそれでもここは京香ねーちゃんだろうとか、見所は尽きませんが、いよいよクライマックス。
神を打ち砕くは、魔法か、鋼か、それとも人間の有様か。
*
という超懐かしフレーズを思い出してしまいました。
あのタイミングでそりゃねえよ、という。
金子さん新作マダー?
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『這いよれ!ニャル子さん 5』(逢空万太)
内容はまあ相変わらずということで。
これはもう、このぐだぐだ感のまま何巻でも続けばいいと思います。
個人的に今回うけたのは、トカ何トカ、そういう事になったらしい、の二点で。
前者は待ってました、後者は予想外の方向からだったので。
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『魔界探偵 冥王星O ジャンクションのJ』(越前魔太郎)
早くも前言撤回。
これが一番舞城ライクな作品でした。
それだけに、ややパワー不足ではあるものの、擬音を初めとしたテンションの高さと、それと対を為すようなリリカル(?)なタッチ、明らかに意識して書かれています。
そう、こういうのが読みたかったんだよね、という一冊。
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いい加減、そろそろ残業ペースになれてもいいはずなんだけどなあ……
昔は週に3.5h*5=17.5h残業デフォだったから、それに比べるとだいぶ楽なのに。
人間鈍っていく一方のようです。
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どこにも繋がってないサイトに意味はあるのか、という話があったりなかったりですが、どこにも繋がってないからこそチラシの裏たりえるので。
そのわりに、やたら検索に引っかかる頻度が高いのはそれとして。
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「××も見たことがないのに、△△のことを面白いといっている」
いやあ、素敵な発言ですね。
それに対してツッコミがほぼない、というのも含めて。
こうやって、『はだかのおうさま』は形成されていくのだとしみじみしました。
世の中って素晴らしい。
「おれはこんなにいろんなことをしってるんだぜ?」
はいはいそうですね。
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他意は思いっきりあります。
が、別にわざわざ関わろうとも思わないので……
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『みにくいあひるの恋 4』(日日日)
完結。
さて、「みにくい」はどこにかける言葉?
いやあ、またぶっ飛んだところに着地しました。
どうなんだろうなあ、と思う一方、それが滅び行く死病である以上、いわゆる「真っ当な解決方法」がないのは自明であり、そうであるならば、という。
恋、は、究極的には当事者二人の関係性のことでしかない、のかもしれません。
そこが「悲しみのない自由な空」かどうかは別として。
『魔界探偵冥王星O トイボックスのT』(越前魔太郎)
劣化舞城……と言われてしまうかも知れませんが、ある意味一番それを意識した作風。かも。
かも、はジャンクションをまだ読んでないから。
とはいえ、その「愛」であるとか、やろうとした方向性は意識しているように見えます。
……がしかし、それを軽く飛び越えるのが舞城王太郎、というのは、先日発売されたメフィスト掲載の舞城謹製冥王星Oで明らか。
だって全編載ってないのに既にあれが一番面白い。
『陰陽ノ京月風譚 2 雪逢の狼』(渡瀬草一郎)
あとがきに例の話が載っていて、それをいつごろ書いたのか分かってしまうマジック。
さておき。
光榮が「主人公」という旨味が出てきてるよなあ、と感じます。
これは前身たる電撃での保胤という主人公が頭にあるせい、とも思いますが。
悪役でもない(いわゆるピカレスク的な)、がしかし分かりやすくイイヤツでもない、というポジション。
保胤が、なんというかわりと老成している感じなのに対し、こちらはなんとも「少年」風味。
だからこそ、このちょっとビターな味わいが映える。
08/25/水 20:30/20:30/17:30/20:30/20:30
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という規則正しい生活。
残業代で上半期の書籍代を取り返すのだ……!
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『パラケルススの娘 10』(五代ゆう)
完結。
そうか、これも五年か……
やはり、恋を自覚した(この場合いろいろ問題あるんだけど)男の子は強いな!、ということで、前回ようやく覚醒をみたバの人ことアレックスが、なかなかさまになっておりました。
ラストはもちろん大団円――なのですが。
圧巻はエピローグ。
これほど力強いエンドはそうそうありません。
ハッピーエンドに留まらず、前へ、未来へと向かう強い意志を感じさせる、そんな結末。
これは凄味があります。
あと、171Pに吹いた。やってくれるぜめるめる。
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論理ってのは別に断罪の剣である必要はないと思うんだけどなあ、とか。
持論の正しさを証明するのはいいとして、そこで他者を引き合いに出す理由がよく分からない。
誰かをおとしめるのはそんなに楽しいことなのか。
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『君が僕を 4』(中里十)
完結。
今回は最初っからハードパンチャーというか、ずどん、と。
これまであった、ある種の「気持ち悪さ」はなりをひそめ、別の何かへと昇華する、その軌跡。
答のない幾つかの問いかけと、問いかけすらない一つの答。
圧巻。
『煉獄姫』(藤原祐)
文明開化の英国にて、スチームパンク……となるところを、錬金術をモチーフに、ややダークなテイストで……なのですが。
設定とは裏腹に今一つ悲壮感がない。
やはり、アカイロで景介という「普通の人間」のもがく様を描いた直後だから、なのか、「普通ではないもの」にそこまでの何かを感じられず。
ただ、作者が作者であるからして、望まれぬ生をうけたものが望む場所は、果たしてどんなところか――そんな問にある種の答を魅せてくれる予感はしています。
肯定でも否定でもない、答を。
『フルメタル・パニック!12 ずっと、スタンド・バイ・ミー(下)』(賀東招二)
やー、終わりました。
遂に終わりました。
終わって、そして、間違いなく続いていきます。
大団円ともグランドフィナーレとも、あの二人は思っていないでしょう。
今そこで、続く舞台の幕が、もう。
しかし、なんとも印象のくっきり分かれる上下巻でした。
上巻は、もうとにかく「終わるぞ終わるぞ」という空気が、行間からにじみ出て溢れ出て、強迫観念の域に達しかけていましたが、今回は一転。
初っ端からそんな重たい空気をソースケがぶっ飛ばしてくれます。
戦力差がなんだ状況がなんだ「それがどうした」の爽快感。
なんだよお前最高に「男の子」じゃん、と。
あとはもう、とにかく最後まで皆しゃにむに走りきって、駆け抜けて、そしてまだ走り続けていて。
彼ら彼女らは、いったいどこまで辿り着けるのか。
いつまでもどこまでも、「ずっと、スタンド・バイ・ミー」。
こんこん
<konkon@hcn.zaq.ne.jp>
DiaryServer Digest/1.102 (DiarySrv::Diary/1.211 ; Compress::Zlib/1.34)
Created: 1997/12/09,
Updated: 2004/01/04